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2009年11月29日

養成講座(基礎)講座最終回

朝から雨の心配もなく、いい日和で始めることができた2009年度養成講座、早いもので今回が最終回となった。
今日の講座は“ナチュラルクラフトと地球環境講座”として、石崎千鶴子さんが講師を務めた。



石崎さんにより、体ほぐし体操の後、簡単なネイチャーゲーム(宝探し)を実施した。じゅげむ(樹戯夢)の森の中を歩いて宝物を探す旅に出て、昨日の水源が見えるところまで下がって行き、そこから横移動してハウスに帰る。



“トゲのある物”“落葉一枚”“木の実”“音のするもの”等々、宝ものにも色々あったが“みんなの笑顔”が一番でした。ハウスに帰ってから、自分の宝物を自慢する会が開催されました。



午前中は石崎さんがパワーポイントのスライドを使って講義をおこないました。地球温暖化防止活動推進委員でもある石崎さんは、小学校で子ども達にもこの講座を、開いていらっしゃいますが子ども達は真剣そのもので聞いてくれるそうです。ちょうど下の写真のように…



講座中に松井さんや吉井さん、山本さん達にお昼の鍋の準備をしていただいています。今日は一品持ちよりということで、いろいろと集まりました。野菜・キノコ・肉(豚、カモ、タヌキ、ヤギ)・おはぎ・手作りゼリー・漬物・干し柿・リンゴ等々皆さんにはたくさん持ち寄っていただきありがとうございました。



昼の準備完了!バイキング形式で好きな食べ物を取って鍋と一緒にみんなでいただきました。とても美味しい料理の数々、お世話いただいた皆さんや具材を持ち寄っていただいた皆さんに感謝いたします。ちなみに具だくさんの鍋はこれです。↓



食後は石崎講師からドングリの説明と実物を見ながら確認してもらっています。オキナワウラジロガシという沖縄にしかない大きなドングリも見せてもらう事ができました!ニコニコ



説明を聞いた後はクラフト作りに挑戦です。さっさと作る人、素材を吟味する人それぞれですが、皆さん一時間ぐらいで完成したようです。家に飾っていただけたら幸いです。



最終回も無事に終わりました。一年間ご苦労様でした。アンケート用紙への記入と修了証書を授与した方は認定試験にも挑戦してください。森林総合支援センターにも今後ともよろしくお願いいたします。


  


Posted by tsuru at 22:26Comments(3)

2009年11月28日

じゅげむ(樹戯夢)ハウスの水源

太田さんが献身的な努力で飲み水のない、じゅげむ(樹戯夢)ハウスの配管工事をしてくださってから初めて水源の写真を撮ってきました。最初は山の沢筋を流れる水を利用して工事をしたのですが、雨の時は汚れた水が流れ、雨が降らない時には水が流れなくなってどうにも不安定な水の供給状態でした。

じゅげむ(樹戯夢)のハウスが完成した後、不安定な水の供給状況を改善すべく、同じ沢筋の近くに井戸を掘り伏流水を利用する事にしようということで急遽、井戸を掘って水を溜めるようにしていただきました。



じゅげむ(樹戯夢)の森の奥から下に降りて行くと写真のような場所に行きつきます。



近くで写真に撮るとこのようになっています。写真手前の小さな金属製蓋の下には井戸があります。井戸の中には600㍑程度の水がたまっていて、大きな金属蓋の中にあるポンプで水を上まで上げています。
太田さんの会社の方々には大変お世話になり、このように立派な水源を確保できるまでに整備をしていただきました。

蓋の内部はこのような装置が設置してあります。水を吸い上げてじゅげむ(樹戯夢)ハウスまで送水して、浄化装置を通過して利用できる水が出ています。↓





この狭い道を登って行くとじゅげむ(樹戯夢)ハウスまで行くのですが、約150m程度急勾配の坂を登らなくてはいけません。
工事も大変だったことがうかがえますが、この坂を何度も下りたり上がったり・・・作業にあたった皆さんには本当に感謝します。

自分の目で確かめてくると安心できますが、井戸水でもあり最初の地上を流れる水とは違い、飲用にはまったく問題は無いという事が確認できました。

太田さんはじめ、会社の皆さんに感謝することはもちろんですが、これだけ苦労して出ている貴重な水です。大切に使いたいものですね。


  
タグ :金属蓋


Posted by tsuru at 23:29Comments(0)

2009年11月24日

薪ストーブのある部屋

じゅげむ(樹戯夢)ハウスに薪ストーブが入りました!
今まで富山(金屋)の事務所で使っていたのですが、引っ越しに伴ってこちらに設置しました。今日、火を入れてみましたがやっぱり暖かいですね。



Make a CHANGE Dayの一環で、雑木囃子の森で摘んだキノコを使って鍋料理を作っているところです。暖かい部屋で火が見えるとそれだけで人の心は温かくなり、安心感も出てくるようです。火をコントロールできるのは地球上では唯一、人間だけでしょうが、やっぱり火がある生活はいいですね!

  


Posted by tsuru at 00:38Comments(0)

2009年11月21日

オプション講座(雪吊り&雪囲い)

朝から雨交じりの寒い日だったが、今日は養成講座二期生の清水さんを講師に迎えて「雪吊り&雪囲い」の講座を開催した。
場所は完成して初めて使うじゅげむ(樹戯夢)ハウスです。



清水さんは能面を彫ることも玄人級の腕ですが、今日見せてもらったのは、般若の面…実際に舞台で舞う時に使う面だそうです。般若の凄味が醸し出されている素晴らしい面です。



庭仕事には縄を使いますが、縄の結び方を学ぶ事は基本中の基本です。今日は男結び(角結び)と巻き結び(ガメ結び)の結び方をマスターしようと懸命な参加者の皆さんです。



じゅげむ(樹戯夢)の森には雪吊りするような樹木も少ないので、ツバキに芯木吊りを行いました。ポイントを清水講師から聞いてみんなで縄を垂らして結んで行きます。



庭にはツツジやツゲなどの玉づくりもあると思いますが、そんな小物に行う4本竹囲みという手法です。こちらも大事な木を雪から守るためには是非マスターしておけばいい技術です。


今日は尾島君(養成講座受講生)もアシスタントとして駆けつけてくれて、お手伝いをしていただきました。尾島君は造園会社勤務なので庭仕事は慣れたもので、的確なアドバイスをしていただきました。

お昼ごろで講座は終了しましたが、早速帰宅して自宅の庭で練習してみるという方もあり、有意義な講座となりました。
昼食後、松田さんと清水さん、それに鶴巻の三人で浄水器周辺の雪対策として、トタンの屋根ふきを完成させました。これで雪に降られても安心です。



講座に参加いただいた皆さまはじめ、清水さん、尾島君、そして屋根を完成させるまで残っていただいた松田さんには大変ご苦労様でした。

  
タグ :雪吊り


Posted by tsuru at 21:05Comments(0)

2009年11月18日

虹の懸け橋

先日、じゅげむ(樹戯夢)ハウスから虹が見えた!という報告があった。しかも近くの田んぼから虹の片方が発生している様子



じゅげむ(樹戯夢)ハウスベランダから見ると、真下の田んぼから確かに発生しているのが見てとれる。色の違いにより屈折率が違うので虹は色がきれいに分かれるという事は学校でも習った気がする。この写真を撮った森林総合支援センターの石崎さんは、虹がきれいに弧を描くのがとても不思議だと…ビックリ



しかし、虹は近くで見ても遠くにある虹を見てもとてもきれいである。あいにくこの時はじゅげむ(樹戯夢)ハウスにいなくてこの目で見ることはできなかったが、写真を見るだけでも自然が作り出すというのは人間には到底まねのできない荘厳な美しさがある。

これだけきれいな自然の美であっても、それを作り出した自然は惜しむことなく、ごく短い時間で跡形もなく消し去ってしまう。
なんとも潔い自然の美的センスを見せてもらった。

  


Posted by tsuru at 23:11Comments(0)

2009年11月17日

ツリークライミング/ベーシック講習会のご案内

8月に企画して成功裏に終了した「ツリークライミング体験」の体験者を中心に、講習会を是非開催して欲しい!という要望が強くあった。最低5人程度の希望者がいれば、地元で開催してもらう事が出来るということで、希望者を募ったところ、アッという間に6名が揃った。



ベーシックコースでは他の人に教えることはできないが、自分の楽しみとして木に登ることができる。安全を考慮すると一人で木に登ることはできないが、今回学んだ同期生で一緒に技術の向上が図れたらこんないい事はないと思う。
読者の中で富山県の砺波青少年自然の家に近い人は一緒に受講しませんか!
申込書は“ツリークライミングジャパン”のホームページのLicenseをクリックして申込みができます。(講習会は12月5日~6日です)  


Posted by tsuru at 22:52Comments(0)

2009年11月11日

ツリークライミングの感動再び!

昨日、ジョンさんのホームページ『ツリークライミングジャパン』を見ていたら、8月29日~30日のイベントの写真がたくさんUPしてありました。
スタッフの皆さんの笑顔、体験会に参加した皆さんの笑顔どれもこれも満足そうな笑顔に溢れています。ジョンさんの奥様が撮影してUPされたのだと思いますが、感激しました。夏休み最後の楽しい思い出が作れた子ども達はきっと、ジョンさんが大好きになったことだと思います。

上記の青く反転した文字にカーソルを合わせるとフォトギャラリーのページに行くので、そのページ内の、【09/08/29・30
富山県砺波市・射水市 ツリークライミング森林環境体験イベント 】を選んで、ここをクリックというところをクリックしてご覧ください。

今日のアウトドアは大変な雨風で荒れた天候になっています。北陸地方はこれからどんよりとした日が多くなります。だからこそ晴天の日はとても貴重なんですが、明日も予報ではあまり良くないですね…  


Posted by tsuru at 11:54Comments(0)

2009年11月08日

じゅげむ(樹戯夢)の森づくり・じゅげむハウス

先週の寒い週末とはうって変わって、今日も含めてとても暖かな穏やかな日々が続いていて気持ちがいい…が、地球温暖化が原因の陽気ということなら、不安な気持ちも心の奥底から湧き上がってくるようだ。立冬も過ぎたが、今冬も暖冬気味という予報も出ている。



じゅげむ(樹戯夢)の森はこの進入路を進んで門を開いて中に入り、じゅげむハウスを活動拠点としてこのあと精力的に進めていく予定である。今はスギ・ヒノキの人工林となってる森を理想的には針広混交林化して植生の豊かな森に誘導していく夢がある。会員の皆さんのこれまでに変わらぬ協力とアドバイスをいただけるならそんなに難しいことではないと思う。



  


Posted by tsuru at 20:54Comments(1)

2009年11月04日

じゅげむの森から見る立山連山

昨日までの寒い日々とは打って変わって、今日はぽかぽか陽気のなんともいい天候に恵まれた一日でした。じゅげむ(樹戯夢)の森からは久しぶりに剣岳はじめ立山連峰に連なる山々がはっきりと見えました。



ベランダ方向からは立山連峰がとてもよく見渡せます。県内でも絶好のビューポイントの一つだと思います。昨日までの積雪があるので、連山白く見えますね。



ちょっとカメラを横に移動すると連峰の峰々が連なって、素晴らしい景観です。
それにしても、富山県は3000m級の山々から海岸線まで一日で移動できるコンパクトさがとてもいいですね。流石に冬の山ではそれは難しいとは思いますが、自然植生の観察にはもってこいの地形です。我が森林総合支援センターの養成講座でも海岸線から室堂周辺までの『垂直植生』という講座はとても人気のある講座の一つです。  
タグ :立山


Posted by tsuru at 20:03Comments(2)

2009年11月01日

基礎講座の報告(9回目)

2009年度養成講座も今回が9回目、明日から寒くなるという予報が出ていて少々心配な天候であり、それを心配しながらの講座となった。今回は「樹木学のまとめ」ということで、30種の樹木について講座を開始した。
今日の講座の会場は吉峰の林業試験場、隣の樹木園で実施した。



午前中は汗ばむくらいの気温で天候も良くて絶好の散策日和となり、参加者も9回目ともなると気心も知れて和気あいあいと、樹木の観察をしながらアーバータワーを目指して歩いた。
コシアブラ、クロモジ、ウルシ、ヌルデなど紅葉(黄葉)のきれいな樹木も多くあり、ゆく秋を惜しむようにゆっくりと歩を進めた。



上の写真の中央やや右寄りにサクラの花が一輪咲いているのがお解りだろうか!陽気に誘われて咲き始めたのか立冬を間近にひかえたこの時期に、ちょっとでも春の風情を感じられた。



アーバータワーからは360度のパノラマを観ることができるが、皆さんが見ているのは鍬崎山あたりだろうか?黄金伝説がある鍬崎山をはじめ立山連峰をはじめ、富山湾まですっきりと見ることができた。
昼食後、ゆっくりと帰路につこうと思っていたが、雲行きがだんだん怪しくなり帰路を急いだ。案の定、下まで下ってしばらくすると思った通り、雨が降り出し、予定を少し早めて解散した。2グループとも樹木は25種以上解説と観察をすることができて、30種に達しなかったのは残念だったが、十分満足いく内容だったと思う。参加いただいた皆様にはお疲れ様でした。



今日、有峰麓の亀谷地区において企業の森づくりも行われた。村田製作所さんの森づくりの山で行われ、看板のようにコナラ・ミズナラ林がナラ枯れで枯死してできたギャップにブナを植栽するもので昨年から始まっている。今日も養成講座開始前に、ブナの苗木を現地まで届けてから吉峰に向かった。とやまの森づくりサポートセンターの支援で実施されている。



苗木は2年生で樹高が30cm程度のものである。昨年植栽した苗木はすでに1m程度まで育っているものもある。苗木を納める時はいつも『元気に育てよ!』という思いが湧いてくる。環境の変化で住みづらくなると移動して住みやすい場所に移動できる、
“動く物”としての『動物』と違い、苗木たちは自分で動いて住みやすい場所に移ることができないので、植える時は心から成長を願って、心を込めてその地に植えてあげるようにしたいものである。


  


Posted by tsuru at 21:34Comments(0)