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Posted by naturum at

2010年02月24日

そば打ち手順の続き

前回に続きそばの打ち方についてUPします。ただし、私は名人でもないしうまく打てるわけでもないので先日のそば打ち体験で習った事をUPしているだけです。ご自身でそばを打つ場合はちゃんとしたサイト(お薦め)で確認してください。



水を入れてそば粉と水が馴染むように、おから状になるまで両手で鉢の中のそば粉を、水回しという作業を行います。



おから状になったらさらに加水して、水回しをしてそば粉がピンポン玉程度の大きさになるようにしますが、それをコネコネしてかためて行きます。



固まったものがこの状態です。



菊練りという作業をして固まったそば粉の中の空気を抜きます。菊練りというのが私は一番苦手で、何度やってもうまくいかなくて苦労しました。



ようやく出来上がったそばを今度は伸ばしていく作業に入ります。カーリングの石のような形になったそばを上から手で押さえながら伸ばしていきますが、両手でうまく円になるように回しながら薄くしていきます。





全体の厚さが約1.5mmぐらいになるまで伸ばします。ネコ手という手の形にして全体に厚さが均等になるように伸ばします。(上の写真)最後の仕上げに厚さにムラがないように調整します。(下の写真)



伸ばした、そば生地を畳んで切る準備作業に入ります。畳む時には生地が切れないように注意しながら作業を行います。



包丁でそば生地を細く切っていきますが、慣れないと、うどんのように太くなったり、きしめんのようになる事もあります。コツがわかれば細く切ることもできますが何度もやって経験を積むことが大事ですね。
特に包丁は刃物なので指を切ったりしないように細心の注意が肝心です。

太くても、たとえちぎれても自分で打ったそばは日本一うまいと思います。この日も夕食は自分でゆがいてそば汁も自分で作って、日本一美味しいそばを堪能しました。  
タグ :そば粉


Posted by tsuru at 19:35Comments(0)

2010年02月22日

そば打ち体験

 春を思わせる陽気の中、富山市栄町のそば道場で、森林総合支援センター恒例のそば打ち体験会を実施しました。飛騨のインタープリター養成講座受講生の佐野先生(元校長先生)が森林総合支援センター創設時からのお付き合いであり、先生が定年退職後、そばを通じて地域おこしのネットワークを作る事に努力されており、私たちも微力ながらできる事はないかと考えて、会員間でそば打ちをしながら交流をしましょうという趣旨で今回が4回目になると思います。昨年までは佐野先生の地元である、高山市上宝町(旧上宝村)に出向いて行っていました。今回は先生のお知り合いで、富山でそば道場を開いていらっしゃる、水口さんという方の道場をお借りして行いました。



体験をする前にそばの話や、道場についての話を聞き、指導者の方々の手本を見せていただくことになりました。私は、谷口さんという方のグループで拝見しました。



仲村さんは真っ先にそばをこねあげて、伸ばしの段階に入りました。それでは谷口さんのお手本とすべくそばの打ち方を写真で紹介します。



まず、そば粉を準備してふるいにかけるために袋から取り出します。湿気を嫌うので使う前は輪ゴムを掛けて密封してあります。



ふるいも目の粗いものや細かな目のものまで、いろいろあります。きれいに見えるそば粉ですがふるいにかけてみるとそばの殻があったり、黒いものがあったりしてふるいの目の上に色々と残るものですね。



ふるいがけが済んだら、いよいよ水を入れてそば粉をこねる作業に入ります。この作業が大事ということで十分時間を掛けて粉と水を馴染ませます。
写真もあり長くなるので今日はこの辺で…続きは次回に回します。  
タグ :そば


Posted by tsuru at 21:07Comments(0)

2010年02月17日

利賀そば祭り

久しぶりにきらめく陽光が降り注ぐ14日に、利賀のそば祭り会場に出かけました。目的の一つに21日にそば打ち体験会の講師を務めていただく、佐野先生と水口さんに挨拶するという事もあり、森林総合支援センターの名刺を持参して、石崎さんと出かけました。



旧利賀村役場を過ぎてトンネルを抜けてそば会場への街道沿いはご覧のような雪の壁ができています。今年の雪は融ける間もなく降り続いたので例年にも増して壁の高さが高いようですね。雪だるま

会場に着くと豊富な雪を使って企業や役所等が雪像を作っています。雪の交番があって中にはお巡りさんが勤務していたり、自衛隊の隊員が子どもたちが遊べるような大きな滑り台を作って親子を楽しませています。写真は厳島神社(広島)を模した雪像です。石崎さんを手前にして厳島神社を撮りました。



隣には青年団が作ったチャペルもあり、皆さん思い思いの場所で楽しんでいます。晴天に恵まれて今日は大勢の人がそば祭りを楽しんでいるようでした。本命の佐野先生と水口さんに挨拶をするためにそば打ち会場に入りました。そこには腕自慢のそば打ち名人が何人も自慢の腕をふるっています。全国大会のチャンピオンも数人参加していらっしゃって、分担通りにそばが出来上がっていきます。



佐野先生と水口さんはこちらにいらっしゃいました。私たちは、“ざるそば”を注文して食しましたがそばの香りが口中に広がり、得も言われぬ美味しさでした。写真の手前の赤い帽子をかぶっているのが佐野先生です。昨年まで小学校の校長先生だったなんて思えないくらい、そば打ち職人の風情が全身からにじみ出ていますね。残念ながら一人置いて隣にいらっしゃった水口さんは写真には写っていませんが、気さくな感じの方で今度のそば打ち体験は楽しくなりそうです。



会場では昔の山仕事を再現したようなイベントが繰り広げられていました。お客さんが太いロープを持って太鼓や掛け声をかける人たちが乗った大木を引いて、会場内を練り歩きます。外国のお客様も参加して練り歩いていました。

駐車場までの帰り道の小さな川で『逆白波(さかしらなみ)』の流れを見付けました。寒風吹きすさぶ嵐の時に川の流れが強い風の影響で逆流して白波が立つ様を『逆白波』といいますが、今日のような穏やかな日には、周囲の積雪の多さの中で逆に春を感じるようです。



  


Posted by tsuru at 14:40Comments(0)

2010年02月09日

春を感じる!

マンサクの花やコブシの花芽が膨らんでくると、春を感じることができますが、なんといっても春の息吹が感じられて新聞報道でもたびたび記事になる『フキノトウ』ニコニコ 日当たりのいい土手などには、雪解けの遅い富山でもいち早く顔を出してくれました。



フキノトウは決して写真にあるような雪の中から顔を出したわけではないのですが、摘んできて家の前の雪の上に置いて撮ったものです。透き通るような透明感とみずみずしさが分かれば幸いです。早速、刻んで吸い物の中に解放すと、いい香りが漂いました。雪の下では植物たちも春に向けて、今年の活動計画などを練っているんでしょうね。せっかく出てきたフキノトウを摘んで食べるなんて、かわいそうな気もしましたが味覚を楽しむ気持ちの方が勝ってしまいました。  
タグ :フキノトウ


Posted by tsuru at 12:00Comments(0)

2010年02月05日

ハウスは雪の中

先日から楽に車で出入りできたジュゲムハウスですが、先日から降り続く雪が積もってまたまた孤立してしまいました。どうしても必要な書類があるので今日は、ラッセルしながらハウスまで往復しました。



ようやく辿り着いたハウスから、今来た長くて厳しい道のりに記された自分の足跡を感慨を込めて写真に収めました。(そんなに大げさでもない事ですが…)
この写真はハウス内の二階の窓から下を写したものです。

ハウス内に入ると雪の影響も全くなくて、皆さんで作っていただいたこのハウスの頑丈さが際立つように思えました。ベランダ側から遠く立山連峰を望めるのですが、今日は冬型の典型的な天候のようで刻々と変わる気候の影響で立山の山並みも隠れてしまいました。(手前の雪はベランダの手すりに積もった雪です。)



ちなみに積雪は60㎝程度はあるようです。門扉の下の部分が隠れていますが、多分それぐらいの雪が積もっています。足の短い人は足を取られたり、雪に埋もれる危険もありますので一人では行かないように注意してください。汗



今週末からは暖かくなるようですから、それに期待して明日までは除雪も控えておくつもりです。だけど立春を過ぎた事もあり、雪が融けるのも早いような気がします。道路の雪などはすぐにシャーベット状になりますから、地温も少しづつ上昇しているんでしょうね雪だるま

  
タグ :門扉


Posted by tsuru at 16:27Comments(0)

2010年02月04日

スノーシュー体験(続き)

今日も雪が降り続いています。今年は久しぶりに積雪が多くなりましたが、立春を過ぎての雪でもあり、雪質も水分の多そうな、そして道に積もった雪も融けるのが早いような気もします。

先日に続いてスノーシュー体験の続きをUPします。イイギリの実は見た感じはとても美味しそうな感じですが、先日も書いたとおり苦いので鳥たちも食べないのでしょうね。



イイギリの実があった場所からは、頼成の森の登りコースを進みます。上の写真では雪中行軍のような重苦しい雰囲気はありませんが、慣れないスノーシューで登るのはなかなか大変です。特に尾島君はタケル君を背負っての行軍ニコニコ 父親の貫禄がにじみ出ていますね。

森を登って散策路に出ると、そこには積雪もなくスノーシューで歩くことはできません。みんなスノーシューを脱いで、ゆっくりと森林科学館への帰路につきました。途中、雪のあるところで参加者全員で記念写真を撮りました。



スノーシューを履いている人も手に持っている人もいますが、履かなくても歩ける程度の積雪でした。森林科学館まではあと一息です。この後、科学館前でスノーシューの練習をしてお昼前には終了自然 お昼はジュゲムハウスへ移動して暖かな鍋を囲んで昼食です。



ジュゲムハウスでは先に帰っていた、石崎さんが美味しい、オリジナルの具だくさん鍋を作って皆さんを待っていました。薪ストーブで暖められたジュゲムハウスの中で昼食後、これからの予定なども連絡してから解散しました。参加いただいた皆様にはお疲れさまでした。  


Posted by tsuru at 19:34Comments(0)

2010年02月02日

スノーシュー体験

積雪深も低くなった県民公園頼成の森雪だるまで1月最後の日曜日(31日)にスノーシューを履いて森の中を歩く体験会を実施しました。最初に森林科学館前で輪(和)カンジキの履き方を、猪谷さんから教えてもらいました。



スノーシューと輪(和)カンジキとは履き方も歩き方も、用途も違うようですが、今日はスノーシューを履いて雪の森を歩き、冬芽の観察や動物の足跡を観察したりするのが目的でした。森の先生は仲村さんにお願いして、引率をしていただきました。



この写真は雪上のウサギの足跡を見ながらそれについての解説を聞いているところです。冬の森は食べ物も少ないので動物たちも食料の確保に大変だと思います。そんな食べ物の少ない森の中で今一番目立つ木の実があります。



それは写真の“イイギリ”の実です。イイギリは高木が多くて実際にこの実を手にとって見ることはなかなかできないのですが、森の中に折れていたイイギリの枝に付いていた実を取ったものです。今の時期にきれいな赤い実がブドウのように房状に付いていて、鳥たちも食べないということはよほどまずい実なんだろうと思ってちょっとかじってみると強烈な苦みがあって吐き出してしまいました。やっぱり予想通り、まずい実でした。仲村さんは胃腸に薬効があるという話を聞いたことがあると話していらっしゃいましたが、確認はできていません。

  


Posted by tsuru at 09:01Comments(0)