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2009年11月01日

基礎講座の報告(9回目)

2009年度養成講座も今回が9回目、明日から寒くなるという予報が出ていて少々心配な天候であり、それを心配しながらの講座となった。今回は「樹木学のまとめ」ということで、30種の樹木について講座を開始した。
今日の講座の会場は吉峰の林業試験場、隣の樹木園で実施した。

基礎講座の報告(9回目)

午前中は汗ばむくらいの気温で天候も良くて絶好の散策日和となり、参加者も9回目ともなると気心も知れて和気あいあいと、樹木の観察をしながらアーバータワーを目指して歩いた。
コシアブラ、クロモジ、ウルシ、ヌルデなど紅葉(黄葉)のきれいな樹木も多くあり、ゆく秋を惜しむようにゆっくりと歩を進めた。

基礎講座の報告(9回目)

上の写真の中央やや右寄りにサクラの花が一輪咲いているのがお解りだろうか!陽気に誘われて咲き始めたのか立冬を間近にひかえたこの時期に、ちょっとでも春の風情を感じられた。

基礎講座の報告(9回目)

アーバータワーからは360度のパノラマを観ることができるが、皆さんが見ているのは鍬崎山あたりだろうか?黄金伝説がある鍬崎山をはじめ立山連峰をはじめ、富山湾まですっきりと見ることができた。
昼食後、ゆっくりと帰路につこうと思っていたが、雲行きがだんだん怪しくなり帰路を急いだ。案の定、下まで下ってしばらくすると思った通り、雨が降り出し、予定を少し早めて解散した。2グループとも樹木は25種以上解説と観察をすることができて、30種に達しなかったのは残念だったが、十分満足いく内容だったと思う。参加いただいた皆様にはお疲れ様でした。

基礎講座の報告(9回目)

今日、有峰麓の亀谷地区において企業の森づくりも行われた。村田製作所さんの森づくりの山で行われ、看板のようにコナラ・ミズナラ林がナラ枯れで枯死してできたギャップにブナを植栽するもので昨年から始まっている。今日も養成講座開始前に、ブナの苗木を現地まで届けてから吉峰に向かった。とやまの森づくりサポートセンターの支援で実施されている。

基礎講座の報告(9回目)

苗木は2年生で樹高が30cm程度のものである。昨年植栽した苗木はすでに1m程度まで育っているものもある。苗木を納める時はいつも『元気に育てよ!』という思いが湧いてくる。環境の変化で住みづらくなると移動して住みやすい場所に移動できる、
“動く物”としての『動物』と違い、苗木たちは自分で動いて住みやすい場所に移ることができないので、植える時は心から成長を願って、心を込めてその地に植えてあげるようにしたいものである。







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