2011年11月28日
自然塾(雪吊り講座)
久しぶりの好天の下、今日は樹戯夢自然塾第12回目『庭木の冬支度-雪吊り他』を開催しました。飛騨地方の雪は軽くて樹木に影響をあまり与えないとのことですが、富山の雪は湿り気が多くて重く、枝が折れたりひどいときは幹が折れてしまうことがあるので、庭木を雪から守ってやる必要があります。兼六園の雪吊りは美的二も優れていて、それを見るために来るお客さんも多いと聞きます。

雪吊りをするには縄の結び方を覚えないといけません。男結びや巻結びなど雪吊りに必要な基本的な結び方を練習します。練習では皆さん苦戦しているようですが、何度も繰り返して体で覚えてしまうと忘れる事はありません。

大きな木は、芯木吊りという方法で行います。芯になる竹か杭にさげ縄を準備します。縄の本数は木の枝数に応じて下げる
本数を決めます。

芯木の先端は見た目もきれいになるように結び、さげ縄が抜けないようにします。先端がきれいになると遠景でも見栄えがいいですね。

最後に今日の講師の伊藤さん(飛鳥ガーデン社長)と高原さんの班に分かれて実際に雪吊り作業をしてみました。伊藤さんはツバキ担当、最近はマネジメントの方が忙しくて現場での作業はできないようですが、体が覚えているので教えることについては慣れたものです。

高原さんは造園の仕事をなさっているので堂に入った指導ぶりです。前回の頼成の森でも樹齢について解説していただいたのですが自然全般に知識が豊富で心強い限りです。

モミジを担当した高原班が完成記念としてモミジの前で写真撮影です。ツバキを担当した伊藤班も立派に完成したので今年の冬は積雪が多くても安心ですね。
参加いただいた皆様には、今日の講座を参考にしてご自宅の庭木も雪が降る前にしっかりと雪吊り作業をしていただければ、意義のある講座となるので、是非雪吊りに挑戦してみてください。

雪吊りをするには縄の結び方を覚えないといけません。男結びや巻結びなど雪吊りに必要な基本的な結び方を練習します。練習では皆さん苦戦しているようですが、何度も繰り返して体で覚えてしまうと忘れる事はありません。

大きな木は、芯木吊りという方法で行います。芯になる竹か杭にさげ縄を準備します。縄の本数は木の枝数に応じて下げる
本数を決めます。

芯木の先端は見た目もきれいになるように結び、さげ縄が抜けないようにします。先端がきれいになると遠景でも見栄えがいいですね。

最後に今日の講師の伊藤さん(飛鳥ガーデン社長)と高原さんの班に分かれて実際に雪吊り作業をしてみました。伊藤さんはツバキ担当、最近はマネジメントの方が忙しくて現場での作業はできないようですが、体が覚えているので教えることについては慣れたものです。

高原さんは造園の仕事をなさっているので堂に入った指導ぶりです。前回の頼成の森でも樹齢について解説していただいたのですが自然全般に知識が豊富で心強い限りです。

モミジを担当した高原班が完成記念としてモミジの前で写真撮影です。ツバキを担当した伊藤班も立派に完成したので今年の冬は積雪が多くても安心ですね。
参加いただいた皆様には、今日の講座を参考にしてご自宅の庭木も雪が降る前にしっかりと雪吊り作業をしていただければ、意義のある講座となるので、是非雪吊りに挑戦してみてください。
Posted by tsuru at 11:08│Comments(0)