2010年05月20日
基礎養成講座第二回目(安居寺)続き
吹上さんの解説のあと、お地蔵さんの順番(一番~三三番)に従って、寺社林を歩きました。途中にスギの大木がまっすぐそびえています。
寺社林はもともと大きな木が多い場所ですが、安居寺のスギは地スギだと思うのですが立派に天に向かって伸びています。
階段の登り口にムラサキシキブがあったので、きれいな実の話や、日本人の植物に対する慈しみの心があるので、素敵なネーミングの付いた木々も多いという話などをしています。
安居寺の寺社林の特徴として、アベマキとシデ類がとても多い事です。どのような目的で植栽したものなのかは定かではありませんがアベマキの林が多いですね。シデもとても目立つ樹種ですが、先駆性に近いシデは自生しているのかもしれません。
昼食を取った頂上付近の展望広への道中に、朽ち果てたマツの切り株があり、苔むした切り株にはリョウブ・ケヤキ・カエデ類等々10種以上の樹種が覇権争いを繰り広げています。最後に残るのはどのような樹種なのか分かりませんが、死んでなお、他の植物の生きる場所を提供している朽ちた切り株は感動しますね。倒木が朽ちて更新するのは「倒木更新」といいますが、寺社林らしく、輪廻転生を繰り返す植物達の遷移も素晴らしいですね!
今日のまとめとして、吹上さんから「樹木の名前を覚えるのも大切だが、森全体を見てそこにある樹種がなにかという事を知るのが大切である」というまとめを聞き、『木を見て森を見ず』という言葉を思い出しました。
ご参加いただいた皆様にはお疲れさまでした。
寺社林はもともと大きな木が多い場所ですが、安居寺のスギは地スギだと思うのですが立派に天に向かって伸びています。
階段の登り口にムラサキシキブがあったので、きれいな実の話や、日本人の植物に対する慈しみの心があるので、素敵なネーミングの付いた木々も多いという話などをしています。
安居寺の寺社林の特徴として、アベマキとシデ類がとても多い事です。どのような目的で植栽したものなのかは定かではありませんがアベマキの林が多いですね。シデもとても目立つ樹種ですが、先駆性に近いシデは自生しているのかもしれません。
昼食を取った頂上付近の展望広への道中に、朽ち果てたマツの切り株があり、苔むした切り株にはリョウブ・ケヤキ・カエデ類等々10種以上の樹種が覇権争いを繰り広げています。最後に残るのはどのような樹種なのか分かりませんが、死んでなお、他の植物の生きる場所を提供している朽ちた切り株は感動しますね。倒木が朽ちて更新するのは「倒木更新」といいますが、寺社林らしく、輪廻転生を繰り返す植物達の遷移も素晴らしいですね!
今日のまとめとして、吹上さんから「樹木の名前を覚えるのも大切だが、森全体を見てそこにある樹種がなにかという事を知るのが大切である」というまとめを聞き、『木を見て森を見ず』という言葉を思い出しました。
ご参加いただいた皆様にはお疲れさまでした。
Posted by tsuru at 09:48│Comments(0)