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2012年03月08日

春を見つけた山の道

昨日、山沿いの道を歩いているとき、谷間から流れ出る小さな用水が目に入りました。雪が無いときにはそんなに気にも止めない本当に小さな用水ですが、まだ雪深いこの場所で用水に沿って、雪解けが進んでいました。その用水沿いの地面から出ていたのが 「フキノトウ!」 砺波平野では積雪が無くなり、田圃もすっかり見えてきましたが、山間(ヤマアイ)ではまだまだ雪が多く残っています。
そんな状況の中で見つけた、“小さな春”…デジカメを持っていたので早速写真を撮りました。

春を見つけた山の道

春を見つけた山の道

よく見ると用水路沿いにはたくさん並んで出ています。花開いたものや、堅く葉でくるまっている出がけのもの等々…味覚でも春を味わいたいと思い、少しだけ春の恵みを摘んで帰りました。

もう少し歩くと今度は「マンサク」の花が咲き始めていました。

春を見つけた山の道


早春のこの時期に野山で、真っ先に花を咲かせる~まず咲く~マンサク…一番最初に花を咲かせることからこの小さな樹木は名前を、マンサクと付けてもらい人々の生活にもとても役に立っている木です。例えばカンジキを作る時はこの木の幹で作りますし、合掌造りの家は釘を1本も使っていない事が多く、柱を縛り固定するときはこの木をロープのように使いました。マンサクは「ネソ」といいますが、飛騨地方ではネソを練って柔らかくすることができて初めて一人前の男として認められたとのこと、「ネソ練り」に一度トライしたことがありますが、なかなか難しい作業です。




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