マンサクの花
最近の比較的高い気温で推移している中で、じゅげむハウスの入り口にマンサクの花が開花しています。ご存じのように、春の早い時期に他の植物に先駆けて花を付けることから、「先ず咲く」~「まず咲く」~「マンサク」という名前が付いたとされる、マンサクですが、「豊年満(万)作」から語源が来たという説もあります.。
マンサク
じゅげむハウスの門扉を開いて入ると右手に咲き誇っています。目立たない小さな花で綺麗でも華やかでもない花ですが、春一番にこの花を見ると気分が高まってくるのは、春の訪れを待ちわびていたからなんでしょうね
粘りがあり、縄の代用として…否、むしろ縄での結束よりも強く締める事ができた、ネソは合掌作りには欠かせないものだったんですね。下の写真はマンサクの花の全体写真です。樹木そのものは低灌木の仲間です。
マンサク詳細
昔から人々と関わりが深い樹木ですが、関わりを深める為の条件の一つに、「採取が容易」ということが挙げられます。いくらネソとして締りが良く、樹木特性がすぐれていても、なかなか採取が難しい貴重種であっては意味がありません。マンサクは山に行くと簡単に採取する事ができる樹木です。花の咲いているこれからの時期が目立つので、テープでも下げておいて一年間マンサクの観察をしても面白いと思います。